Antromax
ベニクスノキタケ菌糸体抽出物
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効果効能
- 肝臓保護機能
- 免疫賦活機能
- 抗酸化機能
- アルコール代謝機能
ベニクスノキタケ(牛樟芝)とは
- ベニクスノキタケは台湾の固有種キノコであり、台湾では牛樟芝と呼ばれています。また、その見た目から「森の宝石(ルビー)」とも呼ばれ、非常に希少価値の高いものです。古くから台湾の原住民が酔い覚めや滋養強壮のために愛用していました。
- 非医薬品:平成25年度第1回医薬品の成分本質に関するワーキンググループにより、ベニクスノキタケ(菌糸体)は「判断基準」に該当する項目がなく、安全性も問題ないことから、医薬品的効能効果を標榜しない限り専ら医薬品と判断しない成分本質に収載されました。
- 流通している地域:台湾、日本、香港、カナダ、マレーシア、シンガポール、ベトナムなど
ベニクスノキタケ機能性成分
アントロディンA、DMBを始め、βグルカン、核酸、オレアノール酸、ウルソール酸、他のアントロディン類、アントシン類、コハク酸、ザンク酸D、ザンク酸E、15α‐アセチルデヒドロスルフレン酸、デヒドロエブリコ酸、デヒドロスルフレン酸など200種類以上。台湾では”機能性キノコの王様” とも呼ばれています。

研究実績によって証明された数々の効果効能

有效成分 AntodinA とDMBについて
多量なAntrodin Aが直接的に肝臓に作用する
Journal of traditional medicines 24(suppl.), 68-68, 2007-08
機能性成分DMBの有用性研究について
抗がん作用
DMBはがん抑制遺伝子であるp53、p27遺伝子の発現を増強させ、腫瘍細胞の分裂を抑制し、マウスの腫瘍の大きさを顕著に縮小させた。(Tu et al.,2012)
抗炎症作用
NO, TNF-α, IL-1βなどのサイトカイン産生を低減させ、抗酸化酵素HO-1遺伝子の発現を増強し、炎症部位の細胞がfMLPが誘導する超酸化物の産生を抑制することで、顕著に抗炎症効果が見られた。(Shie et al., 2016, Chen et al.,2007)
抗アレルギー作用
DMBはTh2経路に属するサイトカインであるIL-1α, IL-1β, IL-6, MIP-2の遺伝子発現を抑制することで、マウスの食物アレルギーが顕著に減少した。(You et al.,2019)
抗ウイルスのメカニズム
ウイルスのプロテアーゼが人体に侵入すると、下記の作用が起こります。
- 人体の免疫システムを攻撃し、破壊させます。
- ウイルスのRNAの大量複製を促進します。
ベニクスノキタケのトリテルペノイドはRNAウイルスのプロテアーゼの働きを阻害し、宿主の免疫応答を向上させ、ウイルスの侵入を防ぎます。そして侵入したウイルスの複製を続けることも抑制する効果も期待できます。
Antrodin Aによる非アルコール性脂肪性肝炎の軽減効果について
非アルコール性脂肪性肝炎患者によるベニクスノキタケ菌糸体末の肝保護効果についての二重盲検臨床試験
Hepatoprotective Effect of Antrodia cinnamomea Mycelium in Patients with Nonalcoholic Steatohepatitis: A Randomized, Double-Blind, Placebo-Controlled Trial (Chiou et al., 2020)
6ヶ月間摂取
↓
【結果】ベニクスノキタケ菌糸体末の摂取群においては、重度脂肪肝患者の87.5%が、中度から軽度の脂肪肝に改善したことがわかった。また、このうち平均でALT値が38.5%減少、AST値が34%減少、フェリチン値が29.8%減少した。
Antromax®の肝機能指数改善の検証
ラットを無作為に5群に分け(肝臓損傷群、Antromax®低用量群、中用量群、高用量群、肝臓薬シリマリン群)、まずはCCl4でラットの肝臓を損傷させ、各群に異なる用量のベニクスノキタケを8週間投与させて、血液と生理化学の指数を測定した。
Antromax®は肝機能指数を効率的に改善させ、肝機能を回復させることがわかった。
Antromax®の抗酸化効果の検証
ラットを無作為に5組に分け(肝臓損傷群、Antromax®低用量群、中用量群、高用量群、肝臓薬シリマリン群)、まずはCCl4でラットの肝臓を損傷させ、各群は異なる量のAntromax®を8週間投与させて、血液と生理化学の指数を測定した。

Antromax®の摂取によって、GSH-Pxの活性が増加する効果が確認され、抗酸化と活性酸素を除去する効果が確認できた。
肝臓の損傷によって、GSH-Px(グルタチオンペルオキシダーゼ)の分泌量が減ってしまうと、体内の細胞が活性酸素に攻撃されるリスクが上がります。
B型肝炎ウイルスに対する抑制効果
B型肝炎の細胞株に異なるベニクスノキタケ市販品とAntromax®とB型肝炎治療薬ラミブジンを添加し3日間の培養を経て、B型肝炎Hbs抗原、 Hbe抗原、ウイルス増殖能力を阻害できる濃度を測定した。
僅か低用量のAntromax®でB型肝炎ウイルスのHbe抗原活性、ウイルス増殖能力を大幅に低減させる効果があることがわかった。そして、他社のベニクスノキタケ市販品や医薬品より優れたB型肝炎ウイルスを抑制効果を示した。
AntromaxのB型肝炎ヒト試験が終了したため、近々結果発表予定。
血中アルコールの代謝促進効果
アルコール摂取後1時間の血中アルコール濃度を分析する
- ベニクスノキタケ水溶性末160mg投与群単品は血中アルコール濃度を50%を低減させた
- 併用群の場合は血中アルコール濃度を65%を低減させた
血中アセトアルデヒドの代謝促進効果
アルコール摂取後2時間の血中アセトアルデヒド濃度を分析する
- ベニクスノキタケ水溶性末160mg投与群単品は血中アセトアルデヒド濃度を19%を低減させた
- 併用群の場合は血中アセトアルデヒド濃度を43%を低減させた
中性脂肪と肝機能の改善効果
ラットを無作為に5組に分ける(コントロール群、アルコール摂取群、 Antromax®400mg摂取群、Antromax®800mg摂取群、シリマリン摂取群)。コントロール群、アルコール摂取群、シリマリン摂取群を除く2群に4週間毎Antromax®をそれぞれ経口投与し、肝機能指標を測定する。
Antromax®を長期摂取すると血液中のAST(GOT)値/ALT(GPT)値及び中性脂肪値を下げ、SOD活性を高めることが分かった。
Antromax®の肝臓組織回復と肝線維化改善効果
ラットを無作為に2群に分け、(肝臓損傷誘発群(コントロール群)と高用量Antromax®投与(465mg/kg)まずはCCl4でラットの肝臓を損傷させ、8週間毎日高用量のAntromax®を投与させ、その後ラットの肝臓組織を採取し、染色し観察した。
Antromax®は効果的に肝臓損傷組織と肝線維化の発現を改善する効果を示唆した。
アルコール代謝効果について
ラットを治療群(飲酒30分後にAntromax®経口投与)と予防群(飲酒30分前Antromax®経口投与)に分ける。さらに4群(アルコール摂取対照群、Antromax®400mg摂取群、Antromax®800mg摂取群、シリマリン摂取群)に分けて、酔って寝てから起きるまでの時間を記録する。また、治療群については 0/60/120/240分後の血中アルコール濃度及びアセトアルデヒド濃度を測定する。


Antromax®摂取群では睡眠時間が短くなり、酔い覚めが早いことが分かった。また血中アルコールとアセトアルデヒドについても対照群及びシリマリン摂取群よりも代謝が速いことが分かった。